オリンピックドローンどうやって制御?ドローン地球の仕組みについて詳しくまとめてみました。
7月23日(金)「東京オリンピック開会式」のドローンはどうやって制御していたのか気になります!!
専門家でも何でもありませんが、ある程度の仕組みはチェックしておきたいですよね。
「裏で一つ一つ操縦してるんじゃないか?」と考えている人もいるようです( ^ω^)・・・
SNS論争が段々面白いことになってますよーw
オリンピックドローンの値段、バッテリーについても一緒に調べてみたので、是非お役立ていただければと思います。
この記事では、
・オリンピックドローンどこ製?お値段は?
・オリンピックドローンどうやって制御しているのか
・オリンピックドローン地球の仕組み
についてドローン地球の仕組みについて詳しくまとめてみました。
※こちらも合わせてご覧ください↓
LED付き家庭用ドローンは、通販で3000円から売ってて面白そうでした。
この機会ですので、自由研究、夏休みの暇つぶしで遊んでみてはいかがでしょうか。
目次
オリンピックドローンはどこ製?お値段は?
オリンピックドローンは、アメリカの会社「インテル」製です。
インテル製のドローンは、「プレミアムドローン」「クラシックドローン」の2種類から選択出来ます。
Premiumの方はすげー軽そう!
(和訳)
”選択できる2種類のドローン”
”どちらのドローンも安全のために設計されていますが、次世代のプレミアムドローンはより明るく高速であるため、高解像度のアニメーション、素早いトランジション、周囲の光が多い設定に最適です” pic.twitter.com/ivKxkxc8KE— ねぎっつ (@negitts) July 23, 2021
次世代のプレミアムドローンは
・明るく、速く、鮮明なアニメーション
・4つのLEDを備えているので、明るさが増している
・耐風性が高い
ということが特徴です。
標準飛行時間
11分
耐風性最大
11m / s
LEDの数
4
最小飛行場
442平方メートル
重量
340グラム
充電時間
30分以上
一方、当社のクラシックドローンは、
・周囲の光が少なく、着陸スペースが十分にある場所向け
・画像とテキストを紹介出来る
とプレミアムドローンより能力は低いですが予算は抑えられるものとなっています。
平昌オリンピックと同様、今回も「クラシックドローン」の可能性が高そうです。
標準飛行時間
8分
耐風性最大
7m / s
LEDの数
1
最小飛行場
1,127平方メートル
重量
310グラム
充電時間
60分以上
インテルのドローンは、LEDで40億以上の色の組み合わせを披露することが出来るんだとか!!
だから、あんなに色鮮やかな美しい光だったのですねΣ(・ω・ノ)ノ!
バッテリーは、リチウムイオン電池を使用しています。
また、お値段についてですが、ドローン500台で約3,305万(299,000 ドル)です。
今回は約1800機となると、約1億2000万くらいでしょうか。
これはめちゃくちゃお金かけてるんだなぁ~とビックリしてしまいそう・・・・
オリンピックドローンどうやって制御しているのか?
オリンピックのドローンは、基本的にコンピューター制御です。
パフォーマンス制御ソフトウェアが、1台のコンピューターでドローン全体の動きを管理しています。
軌道もアニメーションソフトウェアで自動マッピングしるんだそう。
一応、専用のパイロットが一人いるみたいですね。
ドローンのバッテリーレベル、GPS(人工衛星から電波で現在位置を特定)受信強度に基づいて、PCから無線で制御しているようです。
驚くことに、周囲のドローンとの交信は行っていないそうです。
オリンピックドローン地球の仕組みは?
LED光を動かすことで、画像やイラストが立体的に見えるという仕組みを利用しています。
「ドローン」は、アニメーターが作り上げた軌道に沿って飛びます。
If you haven’t seen @Intel's world-record breaking drone show at the #OpeningCeremony yet, you haven’t lived: https://t.co/JfOuldJiF6 pic.twitter.com/RlCe6SPZEU
— WIRED (@WIRED) February 10, 2018
ドローンに付属しているLED光が画素の役割を果たしているという訳です。
ヘリコプターの一種である「マルチローター(3つ以上のローターを搭載した物)」を使用し、羽根を回転させています。
異なる方向に回転する羽根によって、空中でバランスを取っているんだそうです。
上空が寒いとバッテリーが持たないので、天候など飛行状況を確認できるモニタリングも使用しているらしいです。
まとめ:オリンピックドローンどうやって制御?ドローン地球の仕組みについて詳しくまとめてみました。
オリンピックドローンについてのまとめはこちらになります。
・インテルは日本企業ではない。アメリカの企業である。
・オリンピックドローンは、大体1億くらいの値段になりそう(個人予想)
・パイロット1人、コンピューター1台で制御している。
・GPSの無線でのやり取り。
・それぞれドローンに付属しているLEDが、アニメーターが作成した軌道に沿って飛ぶことで動いて見える仕組み。
・バッテリーはリチウムイオン電池。寒さに弱い
・「マルチローター」を使用して羽根を回転させている。
・異なる方向に回転する羽根によって、空中でバランスを取っている。
コンピューター制御は大体想像していましたが、何人かではなく1人なのは意外かも!?
今回のドローン値段は、1台あたり6万6000円とちょっとお高いです(;^ω^)
通販でも、遊べるLED付きドローンが売っていたのでよろしければご覧ください↓
「インテル製」だと知っている方からすると、「これが日本の最先端技術だ!!」という投稿を見るとちょっと悲しくなるかもしれません。
もし知らない方が周りにいたら、そっとこのページのリンクを送ってあげてください。
オリンピックドローンについて新しい情報が入り次第、今後も更新していきます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
<参考>
WIRED インテルは、いかに「1,218機のドローン」による光のショーを実現させたのか──平昌五輪、開会式の舞台裏
インテル ドローンライトショー